自動車の創世記
エンジンの進化
1801年にはフランスの科学者であるフィリップ・レボンが蒸気機関に変わる新しい動力として、ガソリンエンジンの基礎となる理論を作り上げていたが、数年後に殺害されたことで、この理論は実現することなくしばし沈黙することになる。
フィリップレ・レボンの死去から50年。フランス人のルノアールの手によって、ついにガスを使った実用的な内燃機関が現実味を持って動き始めた。ルノアルールの考えた機関は、フィリップレ・レボンの考案した要素をまとめあげたもので、0.5〜3馬力程度の小さな動力しか出せないももの、当時パリだけで500台ほど使用されている。そして、ここから10年あまりの時間で内燃機関は急加速で進化をして行った。
1862年にはフランス人ロシャによって、内燃機関で効率を上げるための理論的考察され、1876年にはドイツ人オットーが4サイクルエンジンを作り上げている。このオットーの4サイクル機関はルノアールが考えた機関に比べ効率が数倍向上し、また非常に静かだったためサイレント機関とも呼ばれた。この4サイクルエンジンは今でも使われており、現代自動車の基礎がようやく形を見せはじめたと言えるだろう。
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